「…あっ…それはですね…実は僕の家に運んでるからなんです、美沙さんのアルバムや写真を…」

笹倉は戸惑いを隠せない表情で答えた。

それに対してジョーは…

「…なるほど…」

…と言いながら椅子に腰を預けて、寄島美沙の書き残したと思われる紙をテーブルに広げた。