私はうれしいという感情と怖いという感情でごちゃごちゃになっていた。

「私も・・・・翼が好きだよ?

・・・・でも・・・・



翠が怖い。」

だんだん小さくなる、私の声。
下を向く、私の顔。

翼もつられてうつむく。

『大丈夫。お前は・・・・・・・・
絶対、俺が守る。』

私がおそるおそる顔をあげると翼は私にほほ笑んでいた。

あぁ・・・・よかった。

翼が私のことを大切に思っていてくれて。


信じよう。
信じてみよう。

翼のことを・・・・・



私の・・・・・・・・この気持ちを。


翼は明日、翠に別れて。というらしい。

私も付いていく。

怖いけど・・・・頑張ろう