王宮に着くと、

「王様、この間空からドレスが、、、」


「和葉、、、」

「ごめんなさい、、、」



メイドさんが、

この前投げ捨てたドレスを拾っていた。


「事情は今聞く。部屋に行こう」

「はぃぃ」



海斗の部屋に行くと、

そこには久美さんが居た。


ギュッ


海斗と繋ぐ手に力を入れる。

海斗も握り返してくれる。


「彩斗。その女、

私の召使が抱いたのよ?

ほかの男とやってイクなんて、

最低じゃない。私にしてよ、、、」


そう、、、。

私はあの時、媚薬を飲まされてしまい、

最後まで耐え切れなかったんだ。


「本当か?和葉」

「ごめんなさい、、、

媚薬のまされちゃって、

いつも以上に、、、ごめんなさい」


「和葉、、、気持ちよかったか?」

「え??!」


何聞くの?!海斗!?

「気持ち悪かった、、、」

「そうか。

久美。お前、媚薬のほかに何か

薬飲ませただろう?

気持ち悪いのにイクわけない」