そのあと、早退して
退学届けを出す。
そして、私の家へもどる。
家に入ると、
海斗にお姫様抱っこされた。
「海斗?」
「あっちに行く前に、それ消そうか?」
そして、マークをなぞる。
「消せるの?」
「一様王様だぜ?
人間はできねぇみたいだけど、、、」
そう言って、私のマーク、
ひとつひとつに手のひらをあて、
消していく。
全部消え終わると、
「付け直そうか?」
「えっ?」
「俺のマーク」
「ちょ!ダメ、、、」
「王様命令」
さっきより、
たくさんのマークが付いた。
腕、鎖骨、足、太もも、首筋、、、
見えるところも、見えないところも。