『海斗様、至急王宮に来てください』


「ん?」

「え??」


もうすぐ式始まるのに、、、。

「しょうがねぇ、、、。

行って来る。緊張しねぇで待ってろ」

「ぅん」


海斗が走って王宮のほうへ行く。


その背中を見送っていると、、、


「妃様?」


この声、、、


「久美さん、、、」


久美さんが何人かの男の人を

連れて、ニコニコしながら近づいてくる。


思わず、後ずさりする。