家族がみんな死んじゃったとき…。
自分が一番大切に思っていたものを、こういう風に失わなくてはならないのなら、もう誰とも関わりあいたくないって思った。

だから高校も行きたくなかった。


だけど…
悠夜、あなたが私の視界に飛び込んできた時に変わったの。

ほんの少し。

理子さん、雅樹さん、翔吾さん、美咲さんに出会って、

新しい世界は広がって、

少しずつ、

人を信じてみたくなった。

みんなと関わっていきたいって思った。