「あれーどした?
なんかお前らが修羅場?」

「違う違う。
あのねー紀紗とクリスマスパーティやろうって話してただけだよ。」

「は!?お前何言って…」

「悠夜は黙ってて。あたしのほうが説明上手だから。
やっぱり紀紗の留学はホントだったんだって。
だからね、みんなでワイワイ騒ぐことができるのは来年の3月までだから、とりあえずクリスマスパーティはやろうって話を悠夜としてたの!!」

「へーいいじゃん。やろうぜ。」

「主催はあたし。」

「お前出来んのかよ。」

「翔吾の分際であたしをバカにしないでくれる?
ていうかね…」


美咲が翔吾の耳元でそっと言った。


「このパーティで、悠夜に告白させる。
そっちが目的。」

「よっしゃ!!俺のった!!」

「ありがとー!!」