気付けば30分過ぎていた


「優???」


「…???」


「イヤならいいんだけど…

 あたしと…」


 チュッ…

 俺は知らないうちに

 瑠美にキスをしていた…


「あっ…

 ごめん…」


「いいよ☆

 話の続き分かるよね???」


「あぁ…

 じゃぁ今のが返事って

 ことで…!!!」


 このとき俺の顔は

 真っ赤だったと思う


「優???

 もうカラオケ行かずに

 遊ぼうよ」


「いいぜ」
「でどこ行く???」


「瑠美決めろ!!!」


「じゃぁプリ撮りに♪」


「定番すぎだし」


「いいでしょ☆」


 

 近くのゲーセンに行った


 そのとき瑠美が

 手を繋いできた

 俺は数知れないくらいの

 女と付き合った

 それにそれ以上の

 こともしてきた

 でも瑠美は

 そんな女たちとは違う


「優???」


「はい」


「敬語だし」(笑)


「いろいろ考えてて」


「何を考えてたの??」


「今まで付き合ってた

 女と違うなぁと思って」


「はずかしっ///」


「俺のほうが恥ずかしいって…

 でも一生守るからな」


「ありがとう」



「やっぱプリやめた」


「ここまで歩いて???」


「うん…ここから近い

 あたしの好きな場所に

 行くね♪」


「いいけど…」