「何で言わない。
純だったら助ける。
お前の事昔から好きだった。
お前覚えていないのか?」


兄に言われた思い出した。
けど、
私は汚れているよ・・・
純に全てを言ったら
絶対に逃げるよと言ったら、
パチンと音が鳴った。


兄が私の頬を叩いた。


「純の心の傷を
癒したのはお前。
お前の心の傷を癒すのは
純しかいないんだぞ。

なぜ登録されている
番号を押さずに、
純の番号を押したんだ?
お前が助けを求めているのは
純しかいないだろ!!」


兄の言葉が、
私の心に入ってきた