家に帰ったら、
真理がいた。


「どうしたの?」


「ごめん帰って。
もう来ないで、
私のことほっといて」

真理を追い出した。


そのまま真理とは
口を利かなかった。


いや誰とも
口を利かなかった。


そして藤村先生が
呼び出すたびに
私は汚れていく・・・


もう嫌になってきた・・
それを気づいたのは
母親だった。