先輩は私の母親の男と同じように体をふれてきた。でも、私は嫌じゃなかった。だって…優しかったから。でも、私は涙がでてきた。

花「先輩…。」

和馬「なに?」

花「私は生きていていいの?(涙)」

和馬「正直わかんない。でも、俺は花ちゃんに生きていてほしい。花ちゃん、俺がなんでここまでするかって言うとね花ちゃんが好きだからなんだよ。」


私は先輩のこの一言がうれしかった。


花「先輩。私も…好…き…で…す。」


私は『冗談だよ』って笑われると思った。でも、先輩は微笑みそして…こう言った。


和馬「まじで〜うれしいんだけど…。」


誰にでも死にたいときが一度はあり、誰にでも生きていていいんだって思えるときが一度はある。