和馬「自殺しようとしてんの?俺も一緒に自殺してあげようか…」

花「なに言ってるんですか?先輩は…」

和馬「俺さ、君がどうして自殺しようとしてるかわかんないけど…。一人で自殺って孤独じゃん。確に俺には友達いるし、自殺の理由なんてないけど…高橋花さんだよね…高校入ってからかその前からかわかんないけど、いじめあってたよね。」

花「私は…臭いからいじめは仕方ないんです。でも、高校入ってからか父親に体をもとめられるようになった。杉山先輩は私の名前なんで…」

和馬「きになって先生に聞いたんだよ。君さっき父親に体をもとめられるってまじ?」

花「はい!私の本当の父親は小3の頃病気で…それから母親は他の男と付き合い始めた。そして、そのストレスを私にぶつけて、小6の冬には、母親の男までもが私に暴力をふるって…中学へ入ってからはお風呂にも入れてもらえなくて臭いからっていじめ…。それでも夢の中では、幸せだった。でも高校へ入ると許されなかった私が幸せになること…。先輩はわたしの気持ちわかりますか?(涙)わかるはずないよ。」

和馬「きっとこれからも経験しない限りわからないだろうね。でもね…、俺が高橋さんの心の支えになること、助けることできるって信じたい。俺が高橋さんをしあわせにしてあげる。」

花「…。」