「国王は、只今王室で総理とお食事会ですね。

ご用件でしたらお預かりしましょうか?」


「じゃあ待っててもいいですか?」


「では、至急お部屋を用意いたします。」


いつもの部屋で待つ。


「お嬢様、国王がお待ちです。」


「はい。

ありがとうございます。」


家族であろうとノックをする。


「お父様。

ミナですが、入ってもよろしいでしょうか?」


「ミナか。入りなさい。」


「失礼します。」


「どうしたんだ。

いつも来ないのに。」


部屋に入ったら敬語は終わり。


「私荷物が重くて持てないんだけど持って返ってくれない?」


「荷物持ち代わりか。

よし、置いていけ。

気をつけて帰りなさい。」


「うん♪」