「取り敢えずバラバラに切り離すべ」


「私も手伝いますわ」


「じゃあ右半身よろしく」


「はい」


 そしてツェルゴールのロングブーツから取り出した金色のこ洒落たナイフで肉を裂いて行く。


 ぷつ、ぷつと血液がゆっくりと切り口を広げながら溢れだす。


 そしてそれは静かに皮膚を伝い、床に落ちた。