煙から足が出てきました。黒いズボンに黒い靴です。

そして、黄色い煙から出てきたのは少年でした。

黒い髪の毛は短くボサボサ状態でした。
黒い服からチラっとのぞく肌はとても白くきれいというよりも血の気がないといったような感じでした。
手には黒い手袋をしていて、その手には銃が握られています。

赤い燃えるような瞳がぎょろっとこっちを見ました。その瞳にはただものではない何かを感じさせました。