「あ、私は16歳ですよ」


「若いなぁ、いいなぁ…」


「う、植草さんは?」


「え、俺?おじさんだよ?」


植草さんって何か安心しちゃう。


て、コラ!目覚めろ私!!!


「おじさんのはずないですよ、若いですもん」


ハハッと笑った後に髪をクシャと掻きながら言った。


「俺は34歳…」


「…っ」


え、まぢですか?


本当におじさんですか?


だとしたら、さっき私がドキドキした気持ち返して欲しいです。


嘘、うそだよ…


うんうん、ありえない。


でも…まぢなの?