「植草さんはどうしてこの仕事についたんですか?」


「え、まぁ憧れだったから、かな?」


「え、重機に憧れ?」


…でも、植草さんスーツ着てたなぁ。


重機を扱う仕事じゃなかったけ…?


パパも作業着だったし、何でだろう?


新人だから?


「あ、違う違う!」


「へっ?」


間抜けな声を出してしまった…


ニコッと笑ってくれる植草さん。


罪な笑顔に顔を背ける。


「俺さ、北山さんのとこで資料作ったりしてんだ^^」


「あ~、それでスーツなんだぁ」