オラッ!くたばれや!!

クソが!

ブッ殺せ!


横からも、後ろからも拳や蹴りがとんでくる。


周りは全員敵だらけ。


とりあえず目に入る奴を潰していかんと。



まず一人目は茶髪坊主。


跳び蹴りを胸辺りにかまして、その勢いでまわし蹴りを顔面にかました。


まず一人。



次は短ラン野郎。


こいつは弱そうやな


顎に掌低一発で意識を刈った。



「オラアァ!!」

ゴン!!って言う嫌な音と同時に一瞬視界が真っ暗になった。



振り向くとそこには木材を持って息を荒げる猿がいた。



頭は割れてはないみたいや。

「クソボケゴラァァァ!!!」



猿の腹に前蹴りを喰らわす。身体が九の字になったところに膝を入れた。


その時目の前にナイキの靴が見えた。


バキッ!


気づいたら顔面を蹴られて後ろに倒れた。


俺は立ち上がると顔面を蹴ったイケメン君の顔に右のハイキックをぶちこんだ。




周りを見ると、弘貴、柊、神代も囲まれながらも暴れ続けてるのが見えた。




そして金城がこっちを見て立ってるのが視界に入った。