次の日いつもの様に学校の行きしなに、弘貴の家にいった。



「おはよ。」




「おはよ。てか昨日金城達と喧嘩したで。」





「はぁ!?マジで?あいつも凝りへん奴やなぁ。勝ってんやろ?」



弘貴の顔は多少傷があるけど、負けたって感じじゃなかった。




「引き分けってとこかな?てかポリ来よって連れてかれたわ。なんもなかったけど。」



「はぁ!?お前マジ気ぃつけろよ!?まぁ金城は次会ったらまたぶっ飛ばすし」





「なんもなかったし大丈夫やろ?次は逆らえへんぐらいにしやんとな。」



その話題を続け、俺らは学校に付いた。





この日から、野球では全国クラスだった二人の歯車が狂いだす