そして紅卯月は続けた。
「あとはー…
昨夜着用された仕事着については死神業界から支給されていますので、月1でクリーニングに出しますね。
剣も支給されたものですから大切に。
給料なのですが、残念ながら現世での通貨として払うことが出来ないのです…申し訳ありません。
変わりに寿命が伸びます!
長生きして下さいね。

基本的にお仕事は夜行ないます。
単に死神っぽくてわくわくするからです、私が。

そうですね、あとはー…」


紅卯月がさっきの真剣な表情とは打って変わり
淡々とリアリティな事を話した。

「クリーニングって…すんのかよアレを…何あれ魔法の服とかじゃ無かったんですか。
つかこれ給料とか貰えんの?寿命って…あんま嬉しくねーな…」

青羽はツッコミ所満載な紅卯月の話に苦笑いした。

「そんな!寿命が延びるってとっても凄い事なんですよ!」
紅卯月が声を張り上げて言った。