青羽はリビングで少し妹と話してから自分の部屋へと行き
ベッドに腰を降ろした。
するとどこからともなく、目の前に紅卯月が現れた。
「!!べ、紅卯月!」
「御機嫌よう、河月青羽。昨日はお疲れ様でした。」
「もっと自然に現れろよ!心臓に悪いだろ!」
「……窓とかから入れば良かったのですか?」
「いや、それも逆に怪しいだろう…」
一日経った事もあってか昨日よりも些かフレンドリーに始まった。
「っていうか!僕はまだ頭が混乱してて…整理が付いてないんだ…」
「困りましたわ…これからどんどん仕事をして貰いますのに…」
紅卯月はため息をついた。