拝啓、ばあちゃん【短編】
その他
完
1
蓮/著
- 作品番号
- 23206
- 最終更新
- 2009/07/06
- 総文字数
- 23,248
- ページ数
- 56ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 116,353
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
その他13位(2008/08/29)
- ランクイン履歴
その他13位(2008/08/29)
例えば
人で溢れていた海岸は
波の音しか聞こえないくらい
すっかり静まり返っていて
線香花火の最後の炎は
あっけなく地面に落ちて
一瞬にして光を失って
少し涼しくなった風が揺らす
風鈴の音は
ひどく淋しい音色で
夏の終わりは
何故か切なくなって
ふと貴方を思い出す度に
胸が締め付けられる
人で溢れていた海岸は
波の音しか聞こえないくらい
すっかり静まり返っていて
線香花火の最後の炎は
あっけなく地面に落ちて
一瞬にして光を失って
少し涼しくなった風が揺らす
風鈴の音は
ひどく淋しい音色で
夏の終わりは
何故か切なくなって
ふと貴方を思い出す度に
胸が締め付けられる
この作品のレビュー
2010/12/02 00:42
投稿者:
音楽バカ
さん
ぐっときました
この作品を読んで何かがぐっと込み上げる そんな気がしました。 この作品はもっと多くの人に読んでもらうべきです。 現代人にはこういう気持ち?的なものが必要です。 まぁ自分は中3だけどww 感動をありがとう。
2008/08/01 20:59
投稿者:
稲村カカシ
さん
夏の思い出…
友達と海で花火をしたり、肝試しをしたり様々な思い出があると思います。 でも、それ以上に今でも思い出になっていない想いがあるのではないですか? 断ち切れない想いを、思い出に変える事が現在のあなたには出来るかも知れません… 必要なもの勇気です―― .