「…ごめん吉和…。
この問題、中途半端な説明に
なってしまったな。
もう一回最初からいくぞ?」




先生は帰ってきてくれた。



しかもさっきまでは怒り口調だったのに



今は…普通だあ♪♪




しばらく先生と一緒に解いてると


「よし☆吉和っっ!
もう仮定法は完璧♪
周りの友達に教えて
あげてなっ!(^-^)」



と言って去って行った。



わたしだけの先生。



終わっちゃったな……。







先生は次々と生徒に呼ばれて


手が回らない状態だった。


大変そうだなあ…↓↓




「おい!吉和っっ。
お前も先生代わりしろ!
人手が足りなさすぎる。」


なにーっ…??




わたしが先生の代わりを?



「先生…わたしがするの?」


「今のお前なら出来る!
そっちの人教えてな★」


そう言うと先生は違う方の男子のとこに


行って教えていた。





先生頑張ってるもんね。




わたしも先生の役に立ちたい!