数秒して…足音が止まった。




止まったとき、わたしのプリントに


黒い影が映った。



それはわたしの影ではない。






すぐに誰の影か分かった。





先生……だよね?




ドキドキしながら横を向くと


わたしの大好きな先生の顔が

すぐ隣りにあった。




先生はわたしが仮定法が出来てるか


チェックしにきたようで


わたしのプリントをじーっと


見つめていた。









ドキドキっ。









「吉和、出来てるっ♪」


そう先生は言って親指を立ててくれた。





やったー↑↑


仮定法出来たよー★



これも先生のおかげです!!



だけど所々に分からない問題があり


「ここ分からんのやけど…?」


と言うと優しく教えてくれた。



今思えばわたしの席は一番後ろで


しかも真ん中の列なのに


先生はわたしのとこに一番に


来てくれたんだよ?



今が一番幸せかもっ♪♪