開けたらそこに…

ワックスと飴が数個…。





先生のリアクションが怖かった。



何か受け取って貰えない気がしたから。




だけど先生は凄く喜んだみたいで


「吉和…ありがとなっ!
このワックス…。」


「先生がいつも付けてるワックスは
パーマ用だったからさ☆
先生気付いてなかったでしょ?」


「あれ、パーマ用なのか!
だから俺の髪があんまり
立たないんだなっ!!」


「やっぱ先生は髪の毛を立たせる
ためにワックスしてたんだよね。
このワックスは立つと思う。
先生のツンツンの髪見たいな♪」



そうわたしが言うと先生は


ニヤっと笑ってわたしに


「このワックス今開けていい?」


って聞いてきた。



「うん、開けてください☆」




先生はワックスを開けて

近くにある窓ガラスを鏡代わりにして


髪をセットし始めた。





その時の先生は




とってもとっても






カッコよかった↑↑















「吉和…こんな感じかな?」