初めて君を知ったとき、



一目惚れとか、運命を感じたとか。


そんなの全然なかった。




ただ普通に過ごしてて、

ただ平凡に生きていた。




君への気持ちに気付くのは、


まだずっと先で―――





こんなにも好きになっちゃうなんて思ってもなかった。