低くてハスキーな聞いたことのある声…


ギュッとつぶっていた目をうっすら開くとそれは俺の中学の3年の先輩がいた


みたことのある綺麗な顔立ち。


誰もが憧れるような迫力、


「誰だよ?お前?もしかして君も中坊でちゅかあ??」


馬鹿にしたような男の言葉。


1対5にも関わらず3年の先輩は堂々としている。


「中坊でちゅよ」


ニッコリ笑って先輩は俺に近づく。


その瞬間馬鹿にされた男達は先輩にかかっていく。


先輩が危ない!!!!


先輩逃げて!!!!!


俺の思いは言葉になることなく意識はきれた