俺はモテるって自信があったし女の子がいればいいじゃん、って思ってたけど


やっぱし心のどこかでは憧れていた。


男友達、に。


そんなコンプレックスともとれる傷口を簡単にえぐられてしまった。






「ねえっ今度夜遊びしよっ」


1人の女の子が俺に声をかけてきた。


気分が乗らないけどもちろん断る理由なんてない。いや、断れない。


こんな性格に生まれちゃったんだから


「いいよ」



その日女の子と夜に街にでることになった