「おい、碧」
騒ぐ体育館の中から名前を呼ばれて声のする方をむくと圭さんと柏木さんがいた。
「あ。圭さん柏木さん」
2人とも俺を睨んでる。
まぁ大体理由は分かってますよ。
俺があの2人にちょっかいだしたからでしょ
「お前さぁ…」
「分かってますって」
苦笑いして言うと2人とも俺を睨むのをやめた。
「和人に憧れてんのは分かるけど律は関係ねえだろ」
あ…。圭さん一条先輩のこと好きなんだったっけ。
和人さんの彼女だから諦めたとか。
この人もずいぶんお人よしな人だよなあ
奪っちゃえばいいのにさ。
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