私はゆっくりと振り返った。 優斗は私を真っ直ぐ見つめている。 私はその瞳が大好き。 透き通っていて、綺麗な瞳。 私は鞄からプレゼントを出した。 少しずつゆっくりと優斗の方へ足を進めた。 優斗の少し前で足を止めると優斗をしっかりと見た。 「……優斗。お誕生日おめでとう!!」 私が最高の笑顔で告げると優斗は目を見開いた。