「うはー満腹♪」
結局、昨日バイト代が入った明菜が機嫌を良くして奢ってくれた。
カフェを出て、今日はサークルもバイトもなく暇なあたしは
そのまままっすぐ自分のアパートに向かった。
今日は夏樹もサークルで忙しいみたいだし。
あたしも遊んでばっかりいないでたまには念入りに部屋の掃除でもしよっかなー…
いっつも家にはお世話になってる訳だし。
天気も良いから早いうちに洗濯物回しちゃおっ
いつもとはちょっと違う、充実した日が送れそうっ
そう思って、ご機嫌で鼻歌を歌おうとした時。
「あっ京子ちゃんじゃーん!」
一瞬、鳥肌が立った。