「いいなぁ…
なんかロマンチックだね~」


羨ましそうにあたしを見て、ため息



なんでため息をつくんだろう...



「夢亜さん達の出会いのきっかけって
なんだったんですか?」



「あたしたちの出会いは...

あたしのお母さんがね芸能事務所の社長なの。

ショウはその事務所に所属してて..

家から通うには遠かったから

あたしの家に住むことになったのが始まりかな?」




夢亜さんの方こそドラマみたいな出会い


ショウさんの方が確か年上だったよね...




「夢亜さんこそ素敵じゃないですか!!」



「そう?」


「はい!!」



「でも執事って一度でいいから
奉仕してもらいたいなぁ...」



「でも、龍夜は2人の時意地悪ばっかりしてきましたよ?」



「それは美優さんのことが好きだったからでしょ?」


あっさりと指摘されてしまった。