「じゃー、この中で出席番号が一番早い木下さんからね。」

「はー!何で?てか1人ずつ?」

「はいはい、そをな事いいから早く行ってきな」

と、私の背中を押す奈津美…

「あっ、木下さん。」

おっ、1人でも私を助けてくれる人がいた←
と思って後ろを向いたら

「ルートは、2階と3階の教室を全部入ってよ。
ちゃんと入ったか確認するためにこのメモ帳の紙を取って来てね☆」

と、爽やか笑顔で言ってきた。
今の私は助けてくれると思ってたから軽く切れてる。

なので、返事もせずすたすたと校舎の中に入った。