皆で騒がしく歩いていると、
あたしはふと気がついた。
「あっそうだ。本橋?」
「あー?」
本橋はだるそうに答える。
「何でこの前委員会出るなって
言ったの?」
「あっ!!アレやっぱり志緒だったんだ!」
「は?」
「あのおかげで志緒見つけたんだぜ~
感謝しろよ☆」
「絶対しねぇ。で、何で?」
「荒木に見つかるとメンドーだろ?」
「あぁ─…うん確かに」
私は荒木を見て苦笑いする。
荒木は気づかない。
「そうじゃなくて。俺のライバルが
増えんのがやなの」
本橋がそう言った瞬間私は立ち止まる。
後ろにいる本橋を見ると、小さく笑って
いた。
「バーカ」
「うるさい!どーせウソなんだろ」
「ご自由にどーぞ」
「ふんっ」
あたしは本橋にむかついて1人で
ずかずかと帰っていった。
華音と荒木は付いてきたが、
本橋はついてこなかった。
あたしはふと気がついた。
「あっそうだ。本橋?」
「あー?」
本橋はだるそうに答える。
「何でこの前委員会出るなって
言ったの?」
「あっ!!アレやっぱり志緒だったんだ!」
「は?」
「あのおかげで志緒見つけたんだぜ~
感謝しろよ☆」
「絶対しねぇ。で、何で?」
「荒木に見つかるとメンドーだろ?」
「あぁ─…うん確かに」
私は荒木を見て苦笑いする。
荒木は気づかない。
「そうじゃなくて。俺のライバルが
増えんのがやなの」
本橋がそう言った瞬間私は立ち止まる。
後ろにいる本橋を見ると、小さく笑って
いた。
「バーカ」
「うるさい!どーせウソなんだろ」
「ご自由にどーぞ」
「ふんっ」
あたしは本橋にむかついて1人で
ずかずかと帰っていった。
華音と荒木は付いてきたが、
本橋はついてこなかった。