「…本橋?」


そう。


いつもあのマイペースな本橋が、
叫び声をあげていた。


「ひいい!!お、おっ俺帰る!!」


「はぁ?」


「直哉♪久しぶりだな!!」


上からすとっと降り立つのは、
水沢藍架だった。

150cmという小ささは、今も変わっていなかった。