「あっ!!華音髪短~い!」


「うん、切ったんだ~」



前の華音は、髪がすごく長くて、

短い私と比べ物にならない程だった。



しかも背は小さくて、目は大きいから、

そこら辺の男子が好きにならない訳がない。


でも、短く切った華音も可愛かった。



「志緒、ちょ~っと話があるんだけど…

いいかな?」



「え?うん、いーよ」


華音に引っ張られながら、教室のドアの

廊下に座らされた。



「ど、どうしたの?」



「志緒、あのさ…」