「昨日お前は言ったんだよ、やりたかったからやっただけ、ってな。

極悪非道なNICOは死ねばいい。いや、死ぬべきだ。」

いくら小雨がNICOとはいえ、今はまだ人間の形をしている小雨を刺すのには抵抗があった。

だから俺は小雨を殺すのを必死に正当化しようとしたんだ。