「NICO…お前が死なないと困るんだよ!」

「NICOが何か知らないけど、私はNICOじゃないわ。」

ナイフを振りかざすも、小雨はギリギリの所で避けてしまう。

「お前はまだ気付いて無いかもしれないが…NICOは確実にお前を蝕んでる。

昨日だって生徒玄関の所で会っただろ!」

「…生徒玄関?」