「NICO…お前には死んでもらうよ。」

「NICOって…何?」

「まだ暴発前だからわからなくて当然か。

でもわからなくていい。お前が人を大量に殺してしまうことなんて…わからなくていいんだ。」

俺は焦る小雨の隙をついて小雨に突進した。

腹に深々と刺さるようにシミュレーションしていたのだが、小雨はナイフを間一髪の所で避けていた。

「なんのつもりっ…?」