でも噂では
ちゃんと思っている
女の子が居るらしいんだ。
なのにいろんな人と付き合う
ってところが私的には謎だったり
する訳で。いろんな事がぐるぐる
頭の中でかけめぐっていたら
異様に将希君と話をしたくなってきた。
思い立ったらすぐ行動する私は
将希君の居るクラスへと目掛けて
廊下を急いで走って行った。

ガラッー…
「あの…桐山君だよね??」
声がうわずりそうになりながら
必死に冷静を装って声をかけた。
「そうだぜ(笑)どうした?赤い顔して」
座っていた将希君がふいに立ち上がり
私の顔に近づいて来た。
「赤い顔なんてしてないよ(笑)
私は神崎…」
私の言葉は将希君の声にかき消された。
「優衣だろ?言わなくても分かってる(笑)」なんでこんなにも人の心を簡単に
さらって行っちゃうんだろう(・∀・)
そのあどけない笑顔に見とれてしまいそう「そーだよ☆私と友達になってよ??」