でも、この場から抜け出したいし、それに…。 「あ、全然平気だよ〜。」 「どうぞ、もって行っちゃって!」 って周りの子たちが言い出した。 ほらね、どっちみち行かなきゃいけない空気なんだよ。 私は席を立ち、ゲラゲラ笑いだした杏奈を軽く蹴ってからサトウ アユムと一緒に教室をでた。 .