『分からない‥けど俺は真白に無視されんの嫌…ああぁ!わかんねーよ』
俺はその場にしゃがみ込んだ


しーんと静まり返る室内
すると真白が俺と向き合うようにちょこんとしゃがみ込んだ

「いっくん…」

彼女が少し頬をピンクに染める

『何?』

そして彼女は
「ありがとう」

ピンク色に染めた頬で太陽みたいに輝く笑顔を俺に向けた

ドクン‥と高鳴る胸

反則だよ、真白‥?

可愛いすぎだから…

そんな笑顔。
他の男なんかにみせんなよ?

みんなお前の…真白に惚れちまうからな…

『真白…あのさ』

ゴクンと唾を飲み込んで立った

「何?」

頭を抱えながら辺りを少し歩く

その時、真白の声がした
「ま、前、いっく…」

ゴンッ

その時俺の頭に壁が激突した

『痛っ』

「いっくん…大丈夫?」

真白が俺にトコトコと駆け寄った

こんな時でも可愛いと思ってしまう