『ちょっと、祐介聞いてるの?』


「え?あぁなに?」


『昨日またメール返してくれなかったでしょ!』


「あ!ごめん。忘れてた。」

そーだ、昨日は敦と飲んでて返すの忘れたんだった…。


『もういいよ!』


朝から機嫌が悪いのか、綾乃は拗ねたように俺の隣を歩いてる。


「あ〜そう怒るなって。次からは絶対忘れないから。」


『絶対だからね!あ、あと今日また仕事あるから先帰っててね。」


『…あ〜わかった。』

また仕事かよ…とか思いつつ言えない俺で…


情けないぜ( ┰_┰)


『じゃあ祐介また連絡するね!』
と言って自分の教室に入って行った。


はあ…俺の気も知らないで。