携帯を耳にしながら立ち上がり隣にそれるヒロを横目でみて、


俺はまた校門に目をやる。


ミオ、まだかよ。




「佑!」


「ん?」



ヒロが大声を出して、俺を呼ぶのを聞いて、もしかしてミオから電話化?


って思ったんだ。


けど・・・実際は違ってた。



ヒロは少し青い顔をして、つぶやいたんだ。



「お前の母さんが・・・倒れたって」



それは、俺の運命がまたまわりだした言葉だった。



ミオ・・・



俺たちいつになったら会えるんだろう。


これが、俺たちの運命なのかな・・・・・・?