一日の授業はもう終わり、今は放課後。


もうリュークとの一件は忘れる事にした。


ジャスティン先生の授業の後、リュークにチョップを一発お見舞いした。

そしたら今度何かおごってくれると言ったから許してあげた。


どっちにしろ結局、犯人はリュークだった。



―――――――――――・・・・・・
――――――――・・・・・


「おいリサ」


今はリュークと並んで公園のブランコに乗っている。

公園には誰もいない。あたし達2人だけ。


「なに?リューク」


あたしはブランコをキコキコ言わせながら答える。

リュークは今まで座っていたがブランコの上に仁王立ちし、こぎ始めた。