リュークは第三者ではない。

確信犯だ!!


そう思った時、予鈴が鳴った。

キーンコーンカーンコーン・・‥


「お前さぁ、もっと広い心をもったらどうなんだよ」

「は?あんたに言われたくないよ」


授業が始まってもこの横に並んだ二人組の周りに漂う暗いオーラと言ったら・・・


こればかりは一流ソルジャーのジャスティン先生も黙認。


「はいはいみんなーこの根暗な二人はほっとけね」



この日の授業はまったく耳に入ってこなかった。