ゼクスカリヴァ様はにっこり微笑んで私達を見上げている。

なんか超あたふたしてる“リサ”達と超動じてないゼクスカリヴァ様を比較して見てると何とも笑える光景。


やがてゼクスカリヴァ様は“リサ”達を「まーまー」となだめて言った。


「君達落ち着いて。武器は消えた訳じゃない。

今は君達が武器の波長を感じ取れていないだけで引き出しに入ったんだ。

君達が成長し、その武器の波長を感じ取れるようになれば・・・・・・まぁ大丈夫だって!」


ゼクスカリヴァ様はそう言ってケタケタ笑っている。

なんかゼクスカリヴァ様ってこーゆー時はひょうきんなのね・・・・・・


“リサ”達は納得(?)したのか黙った。


「ってかそれってただ単にあたし達が力不足って訳ですよね?」


“リサ”は再度ゼクスカリヴァ様に尋ねる。

ゼクスカリヴァ様はちょっと気の毒そうな顔をして

「まー・・そーゆー事だね」

と言った。


そこで“リューク”が質問した。


「じゃー俺らが強くなれば、あの武器が使えるようになれるんだな?」

「うん」


ゼクスカリヴァ様、即答。

それを聞いた“リューク”は「よっしゃー!」と叫んではしゃいでる。


なんか可愛いなぁ・・・・・・