まさか・・・こんなことになるなんて・・・‥


ここゼクスカリヴァ様のお部屋にいるのはゼクスカリヴァ様、あたし、リューク、ジャスティン先生、校長先生、理事長先生、そして・・・‥


・・・・・・敵対しているはずのノアール寮の先生と生徒っぽい人が2人。




すべては昨日の朝だった。


リュークと教室で喋っているとあたし達のジャスティン先生に


「放課後、リサとリュークは先生と一緒に来てほしいところがある」


と言われた。


昨日の授業態度のお説教かなって最初は思った。

けど、先生のあの顔色は普通じゃなかった。


何か嫌な予感はしてた。
絶対何かあるって分かってた。


でも、いざこういう状況になるとあたしの無力さが嫌なほど伝わってくる。