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「あ、おいユカ」

「へ!?な、何??」

いきなりグレイに話しかけられ
少しどもりながら私はそう答えた

「担任が俺らのこと呼んでる。」

グレイの指差した先にはなんだかいつもより元気の無い私達の担任の先生の姿があった。


さっきのモヤモヤと関係しているかもしれない・・・


そう思ったけどできるだけグレイに気づかれないように気持ちを抑えた。

「ホントだ。なんだろう・・・‥」

先生のところへいくと、ゼクスカリヴァ様が私達のことを呼んでいるという。


ゼクスカリヴァ様とは、この学校の創設者にして、500年間トップに立ち続けている不死のお方・・・‥

そんな人が私達になんの用だろう。