その会話のハチャメチャさにテーブルに顔を伏せたまま笑い出してしまった俺の頭を、近寄ってきたライが叩いた。

「いてっ!何すんだよ~」

「笑ってんじゃねぇよ!つーかオマエら何しに来たんだって聞いてんだよっ!」

その怒鳴るような問い掛けに、PRISONER全員がピタリ、口を閉じた。

「あ、そうそう。忘れるとこだった!」

ポン!と手を叩いた海斗に、横から紅志が差し出したのは……。

CD?

ご丁寧に3枚あるそれをライ、俺、ショウに1枚ずつ手渡してきた。

「なに、これ?」